
小児歯科
小児歯科
小児歯科は成長発育期にあるお子様のむし歯の予防や治療を専門に行う診療科です。お子様のお口の中に関して、不安やお悩みがございましたらお気軽にご相談ください。
0歳から18歳までのお子様。
お子様が楽しく通えるような歯科医院を意識し、恐怖心を軽減する工夫が散りばめられた歯科医院です。
充実のキッズスペースが用意されており、リラックスした気持ちで診療室に入ることができます。
治療中にお好きな動画を見ることができるため、気がついたら治療が終わっています。
保育士が在籍しているため、診療中の声かけなどお子様への対応を配慮いたします。
小さいお子様も安心してご来院ください。
ベビーカーでそのまま診療室までお入りいただけるバリアフリー設計です。
当院では緊急時・応急処置時以外は練習を行っています。
はじめての歯医者さん・久しぶりの歯医者さんでも、歯科医師・歯科衛生士・保育士によってスモールステップで褒めていく丁寧な練習を行うことで、歯科医院や治療への嫌悪感や恐怖心を少なくし、笑顔で通院していただけるよう、努めてまいります。
当院では母子分離に関してはお子様とその保護者様と相談して対応しております。
保護者の方が見えないと不安を覚えるお子様は無理に離れる必要はございません。
しかし、保護者の方がいらっしゃると甘えてしまい上手にできないお子様もいます。
まずは治療をスムーズに進めるためにぜひ、どんなお子様なのかご教授いただければと思います。
お子様の性格やお好きなキャラクターやおもちゃを教えてください。
お気に入りのおもちゃを持ってきていただいても構いません。
お子様ができる限り、リラックスして治療を受けられるよう保護者の方と工夫していきたいと思っております。
保護者の方も、ご自身の目でお子様の治療を拝見したいとの方も、対応いたしますので、まずは歯科医師・歯科衛生士に相談していただき、お子様だけでなく保護者の方も安心して通院できるよう配慮してまいります。
「まだ歯が生えていなくても歯医者さんに行ったほうがいいか?」
保護者の方は迷うと思います。
結論から申しますと、歯が生えていなくても「歯医者さんデビュー」しましょう。
当院では保育士在籍のため、歯医者さんに慣れながら、
健診・授乳や離乳食の相談・初めての歯ブラシについて、選び方や方法について対応しています。
だんだん動き出す赤ちゃんに思わぬ怪我もあります。
前に転倒した際に唇や歯茎が切れてしまった、歯が生えていればグラグラしたりということも。
緊急時にスムーズに対応できるよう、赤ちゃんからかかりつけを作っておきましょう。
だんだん動き出す赤ちゃんに思わぬ怪我もあります。
前に転倒した際に唇や歯茎が切れてしまった、歯が生えていればグラグラしたりということも。
緊急時にスムーズに対応できるよう、赤ちゃんからかかりつけを作っておきましょう。
・はじめて歯が生えてきたけれど、どうやってケアすればよいかわからない
・子どもが泣いてしまい治療が進まない
・子どもをむし歯にしたくない
・歯が生えない
・ずれたところから生えた
・歯並びが気になる
乳歯は永久歯よりも柔らかく、エナメル質や象牙質が薄いため、むし歯になりやすく、痛みなどの自覚症状もほとんどない状態で急速に進行します。歯の溝の奥や歯と歯の間から無症状で進行することもあり、外からではほとんど気がつかないこともあります。
むし歯になりやすい歯
年齢 | 部位 |
---|---|
2歳まで | 上顎乳切歯 唇側面 |
3歳まで | 上顎乳切歯 隣接面 |
3歳から | 上下顎乳臼歯 咬合面 |
3歳6ヶ月から | 上下顎乳臼歯 隣接面 |
6歳から | 第一大臼歯 |
上顎前歯の口蓋側の発生するむし歯です。就寝時に哺乳瓶で甘味飲料を飲む習慣があるお子様に存在します。当院では保育士在籍のため、哺乳瓶での甘味習慣や夜間授乳・母乳についてなどの相談も承っております。口腔内の状況とお子様の心理面での発達をよく観察し、最適な卒乳へと導きます。
「そのうち抜ける歯だから」とむし歯にしても問題ないというのは間違いです。子どもの歯をむし歯にするとこのような影響があります。
細菌のかたまりである歯垢(プラーク)が引き起こす歯肉の炎症で、腫れや、出血する状態です。歯垢(プラーク)を適切なブラッシングで取り除き、定期的なクリーニングを受け、しっかりケアをすれば多くの場合改善します。子どもの発生頻度は3歳で3割・6歳で4割と報告されています。歯ブラシの仕方に不安のある方は確認して、症状が見られましたら、当院に相談いただければと思います。
健康な歯肉はピンク色で引き締まっています。お子様のお口の様子を見て、
を、確認してみてください。
歯垢がたまることで、歯茎の発赤、腫脹、出血症状などが起こります。
永久歯が生える時に起こります。
10〜15歳に思春期のホルモン変化により、起こりやすくなります。
18歳未満の子どもで、食べる、話すなどのお口の機能が十分に発達していない状態です。かみ合わせ、呼吸、歯並び、口を閉じる力や舌の力の測定を行います。
食べる量にばらつき、強い偏食、小食、食べるのに時間がかかる場合
机・椅子の高さ、食事の雰囲気を改善します。
乳歯で6ヶ月以上、永久歯で1年以上遅い場合
指しゃぶり、おしゃぶり、タオルしゃぶり、つめ咬み、頬杖
このような癖は、口周囲の筋肉に悪影響を及ぼすことがあります。
本人にとって精神的な安定の作用があるため、4歳頃自然に卒業できるよう促します。
いつも口をポカンと開けている場合、かみ合わせや歯並びが悪くなることがあります。
トレーニングを行い、改善を目指します。
構音にかかわる訓練(MFT 運動訓練)呼吸にかかわる訓練
生まれつき歯が生えている状態
先天歯によって軟組織(舌下部)に潰瘍が形成された状態
上下の前歯が生えそろってくるので、むし歯のリスクがあります。
上唇小帯が深く付着していると、ブラッシングがしにくく、むし歯のリスクが上がります。
上下の奥歯が生えそろってくるので、むし歯のリスクがあります。
前歯の哺乳瓶う蝕もあります。
何らかの原因でスムーズに歯が生えてこない場合があります。
転倒などで歯がグラグラしたり、歯茎から出血します。
上下全ての子どもの歯が生えそろうことで、反対咬合・開咬・上顎前突などが見られることがあります。
大人の歯と子どもの歯が入り乱れる混合歯列期に入るため、ブラッシングが難しくなり、むし歯になりやすくなります。
歯が生えようとする時にスムーズに生えてくることができず、歯茎が腫れてしまうことがあります。
転倒などで歯がグラグラしたり、歯茎から出血します。
何らかの原因でスムーズに歯が生えてこない場合があります。
埋まっている・もしくは元々欠損している歯の可能性もあるため、状態によってはレントゲンで確認します。
保護者の方による仕上げ磨きからの卒業と、思春期のホルモンの関係で歯茎のトラブルが多発します。
当院ではお子様本人が口腔内の清潔を保てるよう、歯科衛生士がしっかりとコミュニケーションをとり自立してブラッシングができるよう目指します。
上下全ての大人の歯が生えそろうことで、反対咬合・開咬・上顎前突などが見られることがあります。
当院では経済的なコストや通院頻度や緊急性も視野に入れ、矯正開始のタイミングを相談していきます。
乳歯が生えて、すべて永久歯に生え変わるまでの時期は、口腔内や顎の骨格が変化します。この時期は、健康な永久歯と顔の骨格を作る大切な時期でもあり、乳歯は、永久歯の形や質、歯並び、発音、顎の発達や体の発育など、のちの成長に大きく影響を与えると考えられています。そのため、この時期の適切な予防は、その後のリスクのコントロールにもつながります。
忙しい毎日の中、お子様のお口のケアを完璧に行うことは、簡単なことではありません。定期検診では、歯科医のプロの視点からチェックが受けられるため、どこにリスクがあるのかを的確に把握することができます。日頃のケアのポイントや歯を守るための知識などをお伝えしたり、不安・疑問などにお答えしたりする機会にもなります。むし歯が見つかった場合でも、定期検診の中で早期発見・治療することができれば、お子様の負担も最小限に抑えることができます。また、継続して通っていただくことで成長過程が観察でき、顎の成長や歯並びも含めてお口の中をトータルで管理することが可能です。
年齢に合わせて歯科衛生士がお子様本人に自分磨きのやり方をレクチャーし、保護者の方には仕上げ磨きのやり方や頻度についてお話しします。お子様本人の歯並びやリスク部位、保護者の方の多忙さに合わせて無理なく続けられるケアを目指します。
フッ素はむし歯菌から作られる酸の生成を抑制する働きが期待できます。とくに乳歯や生えたての永久歯にむし歯の予防効果が大きいとされています。フッ素塗布によるむし歯予防は、乳歯が生え始める1歳前後から始め、3~4ヶ月に1回程度、定期的に継続すると効果が高まります。
シーラントはむし歯になるリスクが高い歯の溝を、歯科用プラスチックで塞ぎ、汚れがたまらないように処置する治療です。プラスチックは時間の経過で溶けていき、体内に入っても害はありません。乳歯は形が複雑なため、シーラント処置は効果的です。とくに奥歯の深い溝は汚れがたまりやすく、むし歯になりやすいところです。奥歯が萌出したらできるだけ早いうちに溝をコーティングするシーラント処理をお勧めします。
短時間で口の中のむし歯菌数を検査できる試験剤でむし歯菌数を調べて、口腔内の衛生状態を判定します。
妊婦さんを対象にした予防歯科です。
お母様に出産前後の歯の健康についての知識を身に着けてもらうことで、出産のリスクを減らし、口の健康を守ることが目的の診療科です。
様々な影響でむし歯になりやすいです。
当院では妊娠中・産後のお口の相談に対応しております。
体調に配慮しながら、妊娠中のお口のケア指導、クリーニング、治療などを行います。
お母様ご自身のことから赤ちゃんのお口のことまでぜひご相談ください。
近年、妊娠中の歯周病(妊娠性歯肉炎)は、早産および低体重児出産へのリスクが高まることがわかっています。
これらは妊娠中に増加する、女性ホルモンの影響でお口の中が、歯茎の炎症を起こしやすい環境になり、歯周病が非常に進行しやすいです。
歯肉にできた限局性の良性腫瘍妊です。
娠中に歯茎がコブのように大きく膨らんでしまうことがあります。